WordPressでWEBサイトを作るメリットとデメリット

    ホームページの制作方法を調べると、「WordPress」という言葉に出会うことがほとんどです。

    「WordPressを使ってホームページを作るのがおすすめ」と聞いたことがある人は多いと思いますが、具体的な理由はなぜでしょうか?

    この記事でわかること

    • WordPressとは?
    • WordPressを利用するメリット
    • WordPressを利用するデメリット

    筆者自身も長くに渡りWordPressを愛用し、収益をあげてきています。

    この記事では、WordPressを利用することのメリットとデメリットを具体的にお伝えしていきます。

    これからホームページ制作をしようと考えている人が、WordPressを利用するべきか判断するためのヒントになれば嬉しいです。

    WordPressとは?機能を解説

    WordPressはCMS( コンテンツマネジメントシステム)と呼ばれるシステムです。

    利用することで、サイトやブログを簡単に作ることが可能になります。例えばWordPressなどのCMSを利用しないでサイトを作る場合、HTMLやCSSなどといったWEB上の知識が必要になります。プログラミングと呼ばれる技術を駆使する必要があるため、初心者がゼロから制作をするには莫大な時間がかかることがほとんどです。一方でWordPressにはWEB関係に知識がない人にも利用しやすい管理画面が用意されているため、特別な技術がなくても操作できるような仕組みになっています。WordPressはオープンソースとなっているため、利用料もかかりません。

    必要なのは、WordPressをダウンロードするためのレンタルサーバーとサイト保有のためのドメインのみ。

    月額費用は1,000円前後の運営費用でWEBサイトを運営することができます。

    この手軽さとコストパフォーマンスの良さが、人気の秘密です。

    ✔WordPressに備わっている機能

    WordPressで対応可能な機能を具体的にご紹介します。

    画像やテキストの投稿

    画像をアップロードする他、記事やサイトデザイン部分に文字を入れて投稿することができます。

    方法は非常にシンプルです。利用したい画像を選択する、あるいは、文字を入れたい部分を選んでタイピングするだけなので、特別な技術はいりません。

    アクセス数や文字数の管理

    アクセス数や文字数を、記事ごとに確認することができます。何人が記事にアクセスしたのか、外部のシステムを利用することなく確認できます。また、記事ごとの文字数も表示されるので、文字カウントを別ツールで行う必要がなく管理が非常に簡単です。

    編集制限ができる

    利用権限を複数人に与えることができる一方、それぞれに詳しい「アクセスの制限」を設定することができます。サイト全体を自由に編集できる「管理者」の他に、記事の編集や投稿だけ可能な「投稿者」や、新規記事を作成することだけができる「寄稿者」など、必要に応じて編集制限ができます。

    自分以外の人にも役割を分担してWEBサイトを管理できるため、作業の効率化をはかることが可能です。

    WordPressを利用するメリットとは?ポイント5つ

    WordPressの主な機能についてご紹介してきました。

    次に、WordPressを利用することのメリットからお伝えしていきます。

    メリット①:簡単にゼロからWEB制作ができる

    WordPressはレンタルサーバーを月額1,000円前後でかり始めると、「簡単インストール」を使ってすぐに利用し始めることができます。

    ネット上で作業ができるためパソコンにアプリをインストールするなどの負担もなく、知識ゼロの状況から手順をふむだけで簡単にWEB制作ができてしまいます。感覚的にいじれてしまうものではありませんが、特に複雑なこともありません。HTMLやCSSを駆使してゼロからホームページを制作するのと比べ、圧倒的に手軽です。

    コスト0?!
    コスト0円…?!

    メリット②:プラグインを使って必要機能を追加できる

    WordPressには「プラグイン」と呼ばれるプラスアルファーの機能も多く用意されています。プラグインを利用することで、希望の機能をWEBサイトに追加することができます。

    有名なものでは例えば、

    • SEO対策
    • SNSなどの外部リンクアクセス
    • ページ表示の最速化
    • 問い合わせフォームの設置
    • ハッキング防止対策

    など、本来のWordPressには備わっていないけどあると便利なプラグインが多く用意されています。

    メリット③:テーマ変更するだけでデザインを変えられる

    WordPress専用のテーマは多数用意されています。

    無料と有料のテーマがありますが、最近では無料テーマでも用途をじゅうぶんに果たせるほど充実したものも出回っています。また、WordPressではブログの他、ECサイトや店舗紹介のサイトを制作することも可能です。プラグインを利用することで、会計の決済や店舗への予約を受け付けることも可能になります。目的のWEBサイト制作をするために必要なものは、ほとんど揃っていると言っても過言ではありません。

    メリット④:自分で管理ができる

    細かい部分や情報の更新を、自分で変更することができます。

    自己管理ができるため、変更のために管理業者の対応を待つ必要がありませんまた、複数人による編集にも対応しているだけでなく、人単位でアクセス権限を制限できるため、記事の外注にも適しています。例えば、記事の投稿をライターに直接依頼したい場合、「特定の記事の投稿」と「編集」のみ可能な権限を与えておくと便利です。

    こうすることで、部外者によりサイト自体にダメージを与えられることを防ぐことができる他、勝手にサイトを消去されるなどの心配がありません。

    WordPressを利用することで、簡単かつ安全にホームページの運営を管理することができます。

    メリット⑤:利用者が多く情報が見つかりやすい

    WordPressは日本人ユーザーが非常に多い媒体です。わからないことがあっても、検索をすれば答えが見つかることがほとんどです。海外でも人気の高いCMSではありますが、日本語で情報が見つかりやすいのも大きなメリット言えます。

    日本でマイナーなCMSを利用してしまうと、わからないことがあっても教えてくれる人が見つからないため非効率的です。

    WordPressを利用するデメリットとは?ポイント2つ

    メリットをお伝えしてきましたが、次にデメリットについてもしっかりとご紹介していきたいと思います。

    デメリット①:なんでもできるわけではない

    好みのテーマやプラグインを利用することで、ほとんどの機能が揃います。

    とは言え、細かい部分の編集までしたい場合には、WordPress内部の編集をするためにHTMLやCSSを駆使する必要が出てきます。多くの人が必要とするデザインの変更であれば検索で答えが見つかることも多いですが、特殊なデザイン変更をしたいなどの希望がある場合には、初心者個人の力では難しい場合があります。

    だからこそ、はじめからプロにWEB制作の依頼をしてしまう業者は多いです。

    プロに依頼する場合にも、WordPressを選択することが可能なことは多いです。

    デメリット②:定期的なアップデートが手間

    WordPress本体やテーマ、プラグインは頻繁に開発がされています。

    開発者は、より使いやすく安全な機能を目指して開発し、そのたびにアップデートを求めます。利用者である私たちは、定期的にアップデートを行う必要がありますワンクリックで済むので面倒ではありませんが、多くのプラグインを利用しているほど定期的なチェックが手間にはなります。

    アップデートをしないことによりセキュリティーがおろそかになることもあるため、放置するのは好ましくありません。

    WEB制作はWordPressがおすすめ!低コストで気軽に始めよう

    WordPressは無料で利用できるだけでなく、機能も充実しているため、使うことに損がありません。

    運営の権限を完全に所有することができるため、長期でWEBサイトを保有したい場合にはWordPressの一択だと言っても過言ではありません。WordPressは、今後WEBサイトを制作したいと考えている人へ、自信を持っておすすめできるサービスです。

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